暴飲暴食した翌朝は胃もたれがひどいので、朝食を抜くほうが良いです。
しかし、昼以降になって胃もたれが落ち着いて食欲がわいてきても注意して下さい。
異様な食欲にまかせて食べたい食べ物を好きなだけ食べてしまったら、せっかく朝食を抜いてリセットしたのが無意味になってしまいます。
リセットすることで細心の注意をしなくてはいけないのは、朝食抜いたことで昼食あるいは夕食で過食してしまうことです。
これでは全くの逆効果となってしまいます。
リセット日は1日全体の摂取カロリーをできるだけ抑えましょう。
昼食と夕食にはきちんと栄養バランスとカロリー計算に注目するべきです。
とはいえ、空腹に耐えながら食事制限するのはつらいだけです。
ドカ食いを予防するための効果的な食事方法があります。
低カロリーでありながら食事量を増やしても問題が少ない「ボリュメトリクスダイエット」を実践してください。
■ボリュメトリクスダイエットの意味
ハリウッドスターが実践していて評判が高く、アメリカで注目されているダイエット方法の一つです。
エネルギー密度の低い食品を食べるのが基本理念です。
エネルギー密度とは、食品1g当りのエネルギー量(カロリー)を意味します。
同じ重さの食品では、水分をたくさん含んでいるほうがカロリーが低くなります。
その理由は、食品が含む水分量に大きく影響されるからです。
人間は、甘いものを食べて血糖値が上がったときや、食べ物が胃袋に入っているときに満腹感を実感します。
高カロリーの食品を食べたから満腹になるのではありません。
食べた分量によって満腹になるので、食事の満足感を得ることができます。
つまり、重量が多い食品のほうが満腹になりやすいです。
■満腹になりやすい食事
6枚切りの食パン1枚とメロン1個はだいたい同じカロリーですが、
満腹感を得やすいのは、メロンです。
水分が多い分、満腹感を得やすくなります。
梨には水分がたくさん含まれている分重量が重くなっているためです。
でも、重量の軽いパンではお腹が満たされず、もう1枚追加して食べたり他のものを食べたり、というように、結果的に摂取カロリーが増えてしまいます。
カロリーが同じでも水分の含有量の違いで満腹感は大きいです。
低カロリーでもお腹が満足できる食事のほうが、ストレスが少なくてダイエットを継続しやすくなります。
ダイエットしている人は、水分量の多い食品=エネルギー密度の低い食品を考えてメニューを作りましょう。
本来は、エネルギーとなる糖質・脂質・タンパク質の含有量を考えましょう。
簡単に考えて、低脂質でありながら水分量が多い食品を選びましょう。
糖質・タンパク質よりもカロリーの高い脂質はエネルギー密度が高いので、水分量だけに着目するのではなく、低脂質のものを選ぶことも重要です。
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