健康志向が強い日本人の心をくすぐるマーケティング戦略に騙されてはいけません。
テレビCM等で大々的に宣伝している商品には、人気歌手や評判良いグループを起用してイメージ前略でその商品をついつい購入してしまっていませんか?
私もその一人です(笑)。
実は健康に良さそうだからと何も知らないで飲み続けていると、取り返しの付かないほど不健康で肥満になる可能性があります。
今回は二つの側面から検討します。
■カロリーオフ、カロリーゼロ飲料
EXCILEがメインキャラクターとして登場している「コカコーラZERO」が大好きで飲んでいました。
しかし、カロリーオフやゼロを主張している商品には、砂糖の代わりに「人工甘味料」が大量に使っているとは知りませんでした。
「0カロリーではないの!?」という考えは、残念ながら間違いです。
思い込みがあったのを素直に認める必要があります。
そもそも人口甘味料には、砂糖の数百倍もの甘味を保有しているので、カロリーを削減できるのは事実です。
しかし、カロリー表示のルールとして「5kcal以下の場合、0kcalと表示しても構わない」という奇想天外な取り決めがあって、実際はカロリーがあるのだから物理的には「ゼロカロリー」ではないのです。
なんだか言葉のマジックにとりつかれた気分がします。
「表記は0kcalだけど、実際は6kcal以上はある」!
法律上は合法でも実際は表示とは違うから「低カロリー」と表示するべきだと思います。
また、さらに恐怖を感じた衝撃の事実を暴露します。
「人工甘味料は体重がふえやすい傾向がある」ということです。
カロリーがなくても、身体は甘いものを摂ったと勘違いをしてしまいます。
つまり、砂糖を摂ったときと同様に血糖値が急上昇して、脂肪を溜め込むホルモンが分泌されて皮下脂肪や内臓脂肪がつきやすくなります。
逆に、血糖値が下がると再び甘いものが欲しくなります。この繰り返しで、肥満体のメタボ体質になるのです。
カロリーゼロの飲み物を飲めば飲むほどさらに欲しがる感覚を味わったことありますか?
直近で解説したように、明確な理由があったわけです。
この手のドリンクは程ほどに控えておくほうが大量管理には良い度思います。
■トクホ飲料
「トクホ飲料」はリスク高いです。
「特定保健用食品(トクホ)を飲んでいれば痩せる」「健康になれそうだから少し高くても良い」と多くの方々が信じているかもしれません。
申し訳ないですがこの考えは最悪の結果になるかもしれません。
トクホ認定される商品は爆発的ヒット商品になるのが明白です。
最近ではトクホのコーラが有名です。
甘い炭酸飲料のコーラをイメージしていたから、なぜコーラなのにトクホに該当するのか昔から不思議に思っていました。
どうやら「難消化デキストリン」という成分に「脂肪吸収を抑制」する点でトクホ認定になりました。
一般消費者は「トクホコーラを飲むだけで脂肪の吸収を抑えられる!」と勘違いしやすいのが大きな間違いです。
この意外な罠にはまっていけません。
難消化デキストリンの成分を配合しているのは確かですけど、上記のカロリーオフの件で述べたように、砂糖が微量にあります。
つまり、トクホコーラを飲んで脂肪吸収を抑える効果以上に、飲みすぎると糖分の摂りすぎに値してカロリー過多になるので細心の注意が必要です。
常習性には注意して、飲みすぎは厳禁です。
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