テレビ番組や雑誌などで腸内フローラを特集して情報配信しています。
その中でも、肥満と関係性が強いとされる腸内細菌の「デブ菌」・「ヤセ菌」は、評判が高いです。
デブ菌とヤセ菌は、人間の腸内に常在している一般的な腸内細菌です。
同じ食品を食べていても太りにくい痩せる体質改善を目標にしている人もいるでしょう。
そこで、デブ菌を減少するために気をつけて控えてほしい食品を厳選紹介します。
■デブ菌の定義
デブ菌は、日和見菌に該当する腸内細菌の一つです。
腸内フローラが良好な状態のとき、善玉菌と悪玉菌のバランスが良いので悪い影響を及ぼしません。
しかし、腸内フローラの中で悪玉菌が優位の状態になると、悪玉菌に加勢して身体に悪影響を及ぼす存在に変化します。
デブ菌は、摂取カロリーからエネルギーを取り込んで、必要以上に内臓に溜めこむ機能があると考えられています。
実際、痩せ型の体型の人と肥満体型の人を比較して検査してみると、デブ菌が太っている人に多く存在する腸内細菌だと判明しました。
つまり、デブ菌をできるだけ減らす努力が必要です。
そのため、腸内フローラをいい状態に保つことがポイントになります。
■デブ菌を増やす危ない食品
【1】砂糖
砂糖の中でも白い砂糖は、悪玉菌が最も好むエサになります。
白い砂糖の他に、果糖ブドウ糖液糖やカロリーゼロの人工甘味料も同様で、身体に悪影響を及ぼすといわれています。
これらの糖分をできるだけ避けて他の代替品を選んでほしいです。
甘いものが好きな方は、精製していない黒糖やオリゴ糖、ハチミツやメープルシロップなどで代用してほしいです。
【2】小麦粉
小麦粉の摂りすぎるのは避けてほしいです。
近年では、小麦粉のグルテンフリーで評判になりました。
小麦粉に含まれるグルテンが腸内細菌によって分解されるときの毒素が、腸壁を損傷して腸の調子が悪くなります。
便秘の他に身体の様々なダメージを及ぼす可能性が高いです。
【3】大量に添加物を混入している食品
保存料や酸化防止剤などの食品添加物は、国の定めた基準により添加されています。
しかし、添加物を摂りすぎると、腸内フローラにも悪影響があるといわれています。
お総菜やハム・ソーセージ、コンビニ弁当やコンビニのおにぎりやサンドウィッチなどにも添加物を大量に含有しています。
ほとんど食べない人と毎日添加物の入ったものを食べている人は肥満予備軍として危険です。
一度に食べる量は少量であってもできるだけ避けるほうが賢明です。
【4】揚げ物の食べ過ぎ
自宅で良質の油で揚げたてを食べるのであれば大丈夫でしょう。
しかし、お店で買ってきた揚げ物や外食の揚げ物は、粗悪な油を使っている可能性もあります。
酸化した油を摂取すると身体に悪い影響を及ぼすかもしれません。
その他にも、スナック菓子、ドーナッツなどの揚げ菓子の取り過ぎにも注意しましょう。
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