朝ごはんのニューウェーブとしてグラノーラを食べるダイエット効果が注目を集めています。
ヘルシーで美容にもよい朝食として、近年グリーンスムージーやアサイーボウルなどが注目されている。
そのような中で、ここ数年で人気が大きく上昇しているのが「グラノーラ」です。
グラノーラは、オーツ麦(えん麦)を基本にして小麦、玄米など数種の穀物をシロップ、砂糖、ココナッツ、はちみつなどで甘みを施し、油脂を混ぜてオーブンで焼いた商品です。
穀類に加え、ドライフルーツやナッツ類が入っているものが一般的です。
牛乳やヨーグルトをかけて食べるのが最もポピュラーな召し上がり方です。
グラノーラは、商品によって栄養成分に多少の違いがあるにせよ、ミネラルや食物繊維が多く含まれています。
さらにビタミンA、ビタミンB群、ビタミンDなどの各種ビタミンが添加されていて栄養価が高いです。
特に主要作物のオーツ麦は、健康食品として広く認知されている食品です。
オーツ麦の特徴として、まず食物繊維に関しては、玄米の約三倍も含んでいます。
「えん麦β(ベータ)グルカン」が含まれていて、水溶性食物繊維の一つであり、
アメリカでは米国食品医薬品局(FDA)によって、「冠状動脈心疾患のリスク低減」の表記が認可されているほど知名度が高いです。
そのほかにも、コレステロール低下や高血圧抑制、肥満抑制効果なども期待できるほどの研究結果を残しています。
グラノーラの特徴のひとつとして、食べたときの食感がサクサクやザクザクとしていて病み付きになりやすいです。
噛みごたえがあって、咀嚼(そしゃく)回数も自然に増えて、満腹中枢を刺激する効果があります。
少量を食べてながら噛む回数が多いと唾液の分泌が盛んになって満足感が得られやすいです。
つまり、自然と食事量を減らすことが苦にならないのでダイエットや美容にも良いです。
しかし、低カロリーだとは言えません。
いくら美味しくても摂取量については注意が必要です。
1食の目安量50gのカロリーは約220kcalです。
コンビニおにぎり1個分のカロリー量に匹敵します。
つまり、一食分として適量のグラノーラを食べるのであれば問題ありません。
しかし、食後のデザートや夜食としてグラノーラを食べるのはおすすめしません。
ダイエット目的で召し上がっているのに関わらず、逆に太ってしまう恐れもあります。
■美容・ダイエット向きの食べ方
グラノーラは糖質(炭水化物)が比較的に多いので、夜よりも朝食として食べるほうが最適だと思います。
グラノーラにヨーグルトとフルーツを加えて召し上がることです。
ビタミンCや抗酸化作用が含まれるフルーツを一緒に入れてあげると、ストレス対策や美肌効果を得られます。
ヨーグルトを投入すると乳酸菌をとれるので、グラノーラの食物繊維との効果によって、腸内環境を整える作用が上がります。
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